Kyash Cardについて
初めのあいさつ
こんばんは。ここ数日は労働力投入(駐車場づくり)や若手大家の会など刺激的なイベントが続きました。凝り固まった私の思考をぶち壊すのには十分すぎるパワーを頂きました。いつまでも机で勉強してもしょうがないのでそろそろ本格的に買いに動きます。
Kyash Card
たびたびクレジットカード記事をあげていますが1枚忘れておりました。タイトルのKyash Cardです。まずはKyash Cardの概要を簡単にご紹介します。
Kyash Cardの概要
Kyash Cardは無料で発行できるプリペイドカードです。クレジットカードと紐づけて決済することで1%のポイントが付与されます。単純にクレジットカードのポイントとは別にKyashポイント(1ポイント1円相当)がもらえます。いわゆるポイント二重取りです。あくまでもプリペイドカードなのでガソリンスタンド等使えない箇所があったり1回あたり3万円、月あたり12万円の利用上限があったりしますがスーパーでの買い物レベルでは特に影響もないので重宝しております。このCard、以前はポイントが2%ついておりましたが2019年10月より1%に改悪され、そして今度また新たな制度が始まるようです。斜め読み程度で十分に理解していなかったため勉強してみます。
新Kyash Card
下の図は2020年4月以降の条件を示しています。この図を参考にしながらKyash Card(以下、新カードとします)、Kyash Card Lite(以下、旧カードとします)の2枚を比較します。
年会費はどちらも無料です。1回ごと、月ごとの決済の上限に差はありますがポイント還元の決済額の上限は同じです。この辺りを意識して比較していきます。
まずは発行そのもので得をするラインを決定します。
茶番①
年間の決済額をx円と仮定します。
新カードで付与されるポイントは
0.01x です。これが900円を上回る条件は
0.01x ≧ 900
x ≧ 90000
同様に旧カードは
0.005x ≧ 300
x ≧ 60000 です。
それぞれ月あたりに換算すると7500円、5000円です。これくらいは使うはずなのでいずれのカードを発行しても少なくとも元は取れそうな予感です。発行には踏み切ってもよさそうです。
戯言
ではどちらのカードがよりお得になるのか、実際につくであろうポイントと発行手数料を比較することで決めます。
まずは月ごとの還元対象決済上限まで使用するケースを見てみます。
いずれのカードも月の上限は12万円ですので×12か月の年間144万円まではポイントが付与されるはずです。
このときのポイントは新カードで14400ポイント、旧カードで7200ポイント。ここまで使うと圧倒的に新カードに軍配が上がります。
しかしおそらくここまで使いません。
では損益分岐点的なものはいくらなのか検証します。
茶番②
年間の決済額をx円と仮定します。
新カードでのポイントは発行手数料を考慮すると
0.01x-900となります。
同様に旧カードでは
0.005x-300です。
新カードでの獲得ポイントが上回る条件は
0.01x-900 ≧ 0.005x-300 のときです。これを解くと
0.005x ≧ 600
x ≧120000 です。
つまり年間12万円以上、月間であれば1万円以上使うのであれば新カードのほうが有利ということになります。
結論
年間決済額
6万円未満 発行の価値なし
6円以上12万円未満 旧カード有利
12万円以上 新カード有利
今の生活でもさすがに月1万円は使いそうです。券面もなんかかっこいいので新カードにしようと思います。2020年初頭に発行とのことですがまだのようです。一応お知らせメールを受け取る登録だけしてみました。
まとめ
長々とKyash Cardについてまとめてみました。繰り返される茶番の結果、新カードを発行することにしました。
完全に趣味記事でした。不動産物件のシミュレーションでもやってゆっくり休みます。今週も楽しんで資産を積み上げましょう。