学生投資家の奮闘記

30歳代の医師です。今は大学院生活を送っています。リタイアしたい意思をもつ医師です。

子どもは40000回質問する~あなたの人生を創る「好奇心」驚くべき力~

初めのあいさつ

おはようございます。当直室からの更新です。

本日は200kmほど移動して外来勤務、そして自宅に向けて300kmほど移動する予定です。できれば外来終了後にどこかで当直を挟んで一日に運転する距離を短くしたかったのですが、仕事が見つからなかったのでしょうがないです。まあ、いずれの移動も時間的に余裕があるので得意のゆっくり運転で乗り切ります。

 

[イアン・レズリー, 須川 綾子]の子どもは40000回質問する~あなたの人生を創る「好奇心」の驚くべき力~

けっこう長めの本ですが読み終えました。

最初に要約すると

「知的好奇心が人生を豊かに生きる原動力になる」

的な感じです。張り切ってもう少し詳しめにアウトプットしてみます。

 

前回までのまとめ

・好奇心があるからこそ人間

・あらゆる「知りたい」が高じて知的好奇心なるものが導かれる

・テーマについてちょうどいいくらいの知識があると知的好奇心が刺激されやすい

Googleは便利だがさっと知るだけで満足しがちなのでいいことばかりではない

 

ざっとこんな感じでした。子どもを教育していく立場としてこれ以降に学んだことをまとめてみます。

 

知識なくして創造性も思考力もない

子どもに好奇心をもって学んでもらうことは教育が掲げる一つ課題かもしれません。

それを実現するために「好奇心駆動型」のようなスタイルがあるかと思います。従来の「詰め込み型」ではなく、子どものやりたいようにやらせるような形です。少なくとも18世紀にはこのような考えた方があり、一見自由な発想が育つようにありますがそうではありません。

我々人間は長期的に蓄えた知識を無意識下に引き出しながら思考するからです。独創的な発想も元々あるものを組み合わせてできあがることが往々にしてあります。軍隊のようにすることまではないでしょうがある程度は大人主導で知識を身に付けさせる必要になります(知識不足時はそれぞれの知識がリンクせずにつまらないためそこは大人主導で乗り越えなければならないようです)。

知識取得のとっかかりとしてはGoogleは大変役に立ちそうです。

 

 

好奇心を持ち続けるには

子ども時代においては学校、家庭の役割は大きいです(今回は親として読んでいるので家庭の役割について)

少しでも知識を得ると知らないという空白が発生します。大人になるとそのままにしがちですが子どもは比較的遠慮なくその疑問をぶつけてきます。親としてできることは当たり前ですがそれに答えること、そして親からも質問することでさらに子どもからの質問を、ひいては知的好奇心を高めることができ人生を豊かにする知的好奇心を持ち続けることができるようになります。

(筆者らの研究では、所得の高い家庭の子どものほうがより多く質問をする傾向にあり、また親からの子どもへの質問も多い傾向にあったとのことでした)

 

 

このように知的好奇心の重要性を説いたうえで、知的好奇心を持ち続けたことで大きなことを成し遂げたアインシュタインスティーブ・ジョブズ、好奇心を失うことで衰退したかつての中国やディズニーのエピソードを紹介しておりました。誰もがよく知る人・物で持論を強化しつつ、大人になっても好奇心を持ち続けて豊かな人生にしましょう的な結論にしておりました。

 

まとめ

頑張ってアウトプットしてみましたがめっちゃ難しいです。途中で何を書いているのか分からなくなるレベルです。これまでの読書は分かったつもりになっていただけかもしれません。これまでに何気なく読んでいた書評の見方が変わりそうです。駄文乱文失礼しました。スマートにアウトプットできるよう訓練します。

私なりに今後の行動に活かすとすれば子どもと向き合う時間をしっかりと確保することですね(やはり不動産が必要不可欠です!)。そして子どもだけはなく親である自分も知的好奇心をガンガンに高めていつまでも探求する姿勢を忘れないことですかね。また、学校教育はもうそんなにいらないよ的なスタンスでしたが基礎知識は必要だということを再認識できた点でも読んでよかったです。

週明けも資産を積み上げましょう。