「お金の減らし方」を読んであれこれ考えてみた
初めのあいさつ
おはようございます。広島のホテルからの更新です。
このホテルは2019年にリノベーションでトイレとお風呂をセパレートにしたようです。玄関横にあるかつてクローゼットがあったように見えるところにトイレがあります。内装についてはヨーロピアンスタイルで洗練されたデザインです。おそらく築古でしょうがそれを感じされない雰囲気です。またよいホテルに出会えました。本日は当直なので期待はできませんが穏やかに過ごせればと思います。
Twitter上で面白いと評判だったので読んでみました。
著者は「すべてがFになる」や「スカイ・クロラ」で有名な作家の森博嗣氏です。
著者は小説家になる前は大学の教官として忙しい日々を過ごしておりました。著者には夢がありました。庭に自分が乗れる鉄道を建設することです。しかし、教官のみの給料では到底到達できそうにありません、そこでお小遣い稼ぎの一環で小説を書いたところ思わぬ反響、印税収入を得ることができ、夢を実現することができました。このような自身の経験を通してお金観を綴っています。お金の減らし方は使い方のようなニュアンスです。
最初に要約すると
「自分が本当にやりたいことにいかにお金を使うか」
的な感じでした。
いろいろと参考になったので私見多めにまとめてみます。
誰のためにどうお金を使うのか?
・自分自身が欲しいものが分からない人がいる
・自分が欲しいではなく他人に見せたいで物を買う人がいる
・周囲と一緒ならば安心という心理が働くことがある
・必要なものではなく欲しいものにお金を使う
今はある程度改善されてきましたがちょっと前まではわりとありました。
働いて3年目で購入した新車の外国車はその典型かもしれません。欲しい気持ちはありましたが、なんとなくかっこいいから、周りも高い車を買うから、というような考えがあったのは否めません。純粋な欲しいという気持ちより、必要だから、見せたいという気持ちがありました。
少しお金と関係はなくなりますが本業に関して言及すると、私は学生時代の試験から周囲と同じことをやっていれば大丈夫という考えが強く、医師になってからもしばらくは周りと同じように経験を積めばきっと大丈夫と思いながら生きておりました。それでは他人がすごいと思うようなキャリアしか歩めません(それはそれで素晴らしいのですが)。
楽しく車に乗れたことや、周りと同じように働いて一定のスキルを身に付けたことは紛れもない事実ですのでそう後悔はしていません。これからの参考にすればいいのです。
現時点で本当に欲しいものである不動産購入にお金を使います。
お金がないからできない?時間がないからできない?
・言い訳をするということはそこまで気持ちが強くない
・家族の理解が得られないということはそこまで気持ちが強くない
不動産投資セミナーでよく言われるような文言になってしまいました。
欲しいものを物件にするとそのまま成り立ちそうです。
以前は収入をほとんど使っていました。貯金がほとんどないことも気にせず今は忙しいから考える余裕がないとか言っていた気がいます。
およそ1年半前に心を入れ替えました。
睡眠時間を削りながらバイト、見栄よりで保有していた車の売却などを経て自己資金を貯めてきました。また、このままだと宮崎での投資は厳しいと考え、所属先を辞めて宮崎に戻ってきました(国家資格があるのでハードルはとんでもなく低いですが)。
本気度が伝わったのか、もともと不動産への理解がいいのか、家族は誰一人反対せず応援してくれております。
欲しいものを知るために
・こどものように素直に憧れる気持ちを
・常に好奇心を持つこと
これまで散々述べてきたように不動産については胸をはって今本当に欲しいものと言えます。不動産が欲しい一番の理由は自由な時間が欲しいということです。ただ自由な時間ってのはやや曖昧です。旅行は大好きですが四六時中というわけにはいきません。結果的に多少は自由な時間が得られているので、本当に自分がしたいこと、不動産をこえて欲しいものがないか自分と向き合ってみるのもありかもしれません。
幸い、不動産投資家は人間的にも魅力的な方々ばかりです。素直に憧れる気持ちで関われるので他に本当に欲しいものを知るヒントが得られそうです。もしかしたら不動産が楽しすぎて手段が目的に変わるかもしれませんがそれはそれで幸せだと思います。
そしてここ数週間のキーワードである「好奇心」です。知的好奇心が人生を豊かに生きる原動力になります。今後もトライ&エラーですね。
まとめ
「お金の減らし方」を読んで過去の反省と未来の展望を綴ってみました。
特に物件を買えずに残高が多少増えるだけの日々だったのであくまでも使うために貯めていることを立ち止まって再認識することができて有意義な読書でした。
週末も楽しんで資産を積み上げましょう。