還暦からの底力―歴史・人・旅に学ぶ生き方
初めのあいさつ
こんばんは。宮崎の自宅からの更新です。
水曜、木曜の勤務は無事に成約しました。これでしばらくはフルスロットルです。来月は22/31日が当直です。大変っちゃ大変ですが、食事の面でも圧倒的にメリットがあります。何よりも自己資金は確実にプラスです。日中に家族との時間+機会があれば大工仕事、夜間に当直という有意義な毎日が送れそうな予感です。
読書
32歳ですが読みました。
kindleの本棚にあった以上はどこかで買ったのでしょうが全く覚えていません。たぶんTwitterで誰かが薦めているのを見てポチったんだと思いますが。
本書ではライフネット生命の創業者であり、今は立命館アジア太平洋大学の学長である出口治明氏が人生を楽しむ秘訣的なものを語っています。何をやるにしても年齢なんて関係ないんだと思わせてくれるようなエネルギーに溢れる一冊でした。印象に残った記載を引用して感想をまとめてみます。
社会の変化するスピードが早くなったのだから、それに追いつくためにも仕事一辺倒の「飯・風呂・寝る」の生活から今すぐ脱却し、勉強しなければならない。勉強するのは子供や学生だけではなく、大人になっても一生学び続けなければいけない。知は力であり、その力は「人・本・旅」で勉強しなければ身に付かない─
引用:還暦からの底力―歴史・人・旅に学ぶ生き方
著者は現代の日本に蔓延る、定年を設定しそこまでは頑張って働きその後は余生をのんびり過ごすロールモデルに警鐘を鳴らしています。いくつになっても、いろいろな人に会い、いろいろな本を読み、いろいろなところに出かけて刺激を受けたほうが人生楽しくなるよとおすすめしています。
全面的に支持します。紆余曲折を経て不動産業界に舞い込んできましたが、ここに身を置いている理由としては何よりも楽しいからです。多くの前向きな方と触れ合うことができていつもエネルギーを頂いております。今は難しいですが、落ち着いたらいろいろなところにも行きたいですね。一生をかけて楽しむことができそうです。
「人は何のために勉強するのか?」という質問に対し、「専門のことであろうが、専門外のことであろうが、要するに物事を自分の頭で考え、自分の言葉で自分の意見を表明できるようになるため。たったそれだけのことです。そのために勉強をするのです」と答えています。
(中略)
本を読む意味は単なる知識の獲得にとどまらず、先人の思考のパターンや発想の型を学ぶことにあります。料理のレシピとまったく一緒です。先人の思考のプロセスの追体験からはじめるのです。
引用:還暦からの底力―歴史・人・旅に学ぶ生き方
大学教育としての教養が欠けていることを自覚していますので、これにはハッとさせれました。もっと自分の頭で考えて自分の意見をもっと表明できたら絶対楽しいです。
筆者が教養の基礎となる本として挙げられていた書籍を紹介します。いずれも読んだことがないので気合をいれて読んでみようと思います。
『想像の共同体』ベネディクト・アンダーソン
『統治二論』ジョン・ロック
行動しなければ、世界は一ミリたりとも変わりません。いくつになっても楽しい人生をおくりたかったら、いまの自分が一番若いのだから、いますぐ行動すべきなのです。
引用:還暦からの底力―歴史・人・旅に学ぶ生き方
やはりここに尽きるのですね。成功した方は口をそろえてこう言われています。
まだ形にはなっていないため発信はしていませんが、私も少しずつ前進しています。自分の頭でしっかりと考えて今後も行動を続けていきます。
まとめ
本を読むたびに思いますがコスパがいいです。著者の人生を、ものによっては1000円未満で経験できます。幸いAmazonギフト券には余裕があるので今後も出し惜しみせず読書を続けていきます。
今後も楽しんで資産を積み上げましょう。