学生投資家の奮闘記

30歳代の医師です。今は大学院生活を送っています。リタイアしたい意思をもつ医師です。

歴史も勉強

初めのあいさつ

こんばんは。宮崎の自宅からの更新です。

久しぶりにゆっくりと過ごしましたが非常にいいですね。今日は特に空がきれいでぽかぽか陽気でした。おいしいものも食べましたし、幸福度ナンバー1の県を満喫した一日でした。

 

読書

会計の世界史 イタリア、イギリス、アメリカ――500年の物語

会計の世界史 イタリア、イギリス、アメリカ――500年の物語

  • 作者:田中 靖浩
  • 発売日: 2018/09/26
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

まだ1/3ほどしか読んでいませんがめちゃくちゃ面白いです。会計にしぼった世界史の本です。世界史の知識は希薄ですが、スムーズに頭に入っていきます。

知的好奇心がくすぶられた表現、記載をいくつか取り上げます。

・中世キリスト教は「時間は神のもの」として利息を禁止していた

・そのため金貸しは主にユダヤ人に押し付けられていた

・イタリア・フィレンツェでは家族以外の仲間での商売が行われるようになったため、利益を平等に分配することを目的にしっかりと記録(帳簿)をつけるようになった

・利息を禁止としたキリスト教に対して自由なプロテスタントがオランダに集まり、株式会社が設立されて繁栄した

・木材不足から石炭を発見したイギリス、効率的な石炭発掘ために開発された蒸気機関産業革命の礎となった

・そこから発展した鉄道会社、規模拡大で大きな支出を伴うときは赤字になり株主へ安定した配当を支払えない問題が発生した

・その問題を解決するために減価償却が考えられ、現金主義から発生主義へ移行した

 

イタリアで帳簿、オランダで株式会社、イギリスで減価償却の概念が考えられたことを、馴染み深い歴史の出来事とともに語られています。今後はアメリカも登場してくるようです。当直のお供として大活躍してくれそうです。

 

まとめ

会計について歴史とともに勉強中です。

高校卒業後に一瞬だけ考古学関係の大学に行きたくなるくらいは歴史が好きですし、最近は会計にも興味津々なので大変楽しむことができています。今をよりよくしていった先人の知恵を知るとややこしい話も少しは愛おしく見えてくるものです。最後までワクワクで読み進めていきます。

今後も楽しんで資産を積み上げましょう。