学生投資家の奮闘記

30歳代の医師です。今は大学院生活を送っています。リタイアしたい意思をもつ医師です。

いし

 出張帰りです。6日連続です。なんとなく習慣化してきました。4時半起きで飛行機移動、バイトまでしましたが現時点では意外と元気です。土曜、月曜もバイトなのでつかの間の体力回復中です。

 

今週はいろいろと疲れたのでリタイアへのいしがより強くなっています。今日は私がこの職業についた理由とリタイアしたい理由について性懲りもなくつらつらと書き連ねます(有名ブロガーみたいな格好いい体裁で書きたいものです)。

 

選んだ理由

国家資格で安定しているかなーと思ったことに尽きるかもしれません。まあなってみると決して間違ってはいませんし、よっぽどひどくない限り、クビにもなりませんしそこそこの給料が保証されます。それでやりがいを感じることもあるのでなんやかんやで幸せなことだとは思います。

 

リタイアしたいいし

仕事自体が嫌いなわけではありません。それよりも自由な時間がほしいからです。この職業はやっぱり特殊です。以下列挙します。

 

1. 睡眠

 

 

しっかり寝たいです。我々の睡眠を妨害するタイミングはいくらでもあります。まずは当直。いつ電話がかかってくるかわからない状況だとどうしても熟睡はしにくいですし、実際にほとんど寝ずに朝を迎えることもあります。そして翌日から手術や外来もするのですから、当直明けの夜は気を失うように眠ってしまいます。30歳前半でこの感じなのでとても長くは働けないです。自宅にいるときも例外ではないです。主治医制の病院だと24時間常に連絡がくる可能性があります。おかげでマナーモードにしていても電話がきたら起きれるようになりました...結果的にどうでもいい報告とかだと寿命縮むレベルのストレスをかかえます。電話の応対だけじゃ労働はみなされませんし。関係が悪くなるだけなので相手には絶対言いませんが。

 

2. 休日

 

入院患者さんを担当していると基本的に土日も病院に行くことが多いです。前述したように院外にいても電話がかかってくることもあるので必要に応じて病院に行くことになります。用事があって事前に伝えておけば問題はないのですが、そもそも休日を休日として過ごすだけです。なんか腑に落ちません。主治医制ではなく担当医制のところもあるようなのでどんどん広がってくれるといいですね。

 

3. 世間の目

 

このご時世、1、2のことなんて知っている人のほうが多いとは思います。なんとなくですが世間は思ったより我々の味方ではないんじゃないと思っています。考えすぎかもしれませんが、そこそこお金もらってるんだからそれくらいやって当然くらいに思われる方も珍しくない気がします。単純に働いているときよりもそういう世間の目が気になった時が一番疲れますしリタイア欲が強くなります。一部紹介します。

休日や平日の時間外に病状説明を求められると精神がすり減ります。

病院によって多少の違いはありますが普通は17時くらいまでが定時です。病院はいますがやり残した仕事をしたり勉強したり緊急時の対応をしたりです。ただ、病院にいるせいか別に緊急でもなんでもない説明を求められることが多々あります。ひどい人は仕事が終わっていきますとか平気で言います。始末の悪いことにそれについて疑問を抱かないコメディカルも一定数いるため勝手にセッティングされかけることもあります。

あとこれに関しては悪気はないと思いますが、職業を伝えると「忙しいでしょうー」とよく言われます。一応我々も何ももなければ17時に帰れるのです。忙しいのが当たり前と思われていることも現状の根底にあるんじゃないと思ってしまいます。

 

 

1、2、3をまとめると一人の医師である前に一人の人間としての生活を送りたい。これに尽きます。

 

 

相当愚痴っぽくなってしまいましたが、現状の不満こそが未来をかえるエネルギーをうむと信じています。日々新しい考え方や知識が身につく喜びを感じています。明日もよりよい今後に向けて勉強します。