セクター、銘柄別配当金構成比という考え方
初めのあいさつ
おはようございます。私の住む福岡県でも緊急事態宣言が出ました。病院には夜間含めて医者が一人は必要なのでしょうがない外出はありますがそれ以外は基本的に引きこもりの方針です。
私は株式と不動産に投資をすることでセミリタイアを目指していますがその考え方はyoutuberの「両学長」に影響されました。
お金を稼ぐこと以外にもマインド面でも参考にする箇所は多く、この方のチャンネルに出会えて本当によかったと感じております。今後も勉強し続けていきたいものです。
高配当株ポートフォリオのメンテナンス
その両学長が先週こんな動画を配信しました。
タイトル通り、高配当株のメンテナンス方法について詳しく解説されています。両学長が実践されている方法だそうです。バランスよく配当金をもらいましょうってことだと解釈しました。業種別の配当金の比率については考えが甘かった気がするので目から鱗でした。せっかくなので実践してみました。
実践編
1. 現状チェック
動画ではyahooファイナンスが使用されておりましたが、米国ETFには対応していなかったため地道に数字を入力しました。ETFについては各セクターの比率を入力して調整しました。これでセクター、銘柄別の配当金構成比がわかりました。
2. 目標再確認
ごちゃごちゃするので画像は出していませんが現状の配当利回りは3.91%でした。目標は4%なのでもう少し高めたいところです。
セクター、銘柄別の配当金はそれぞれ全体の20%、5%以内に留めたいところです。その観点からまずは問題となるのはエネルギーセクターからの配当金が全体の約1/4を占めることです。個別銘柄を見てもRDS.Bから12.61%、XOM9.73%と高く依存度が高すぎます。生活必需品はギリギリに見えますがたばこ株がメインであり、特にMOについては9.39%と買い増しはしにくい比率です。通信は全体としての比率は高くありませんが、Tの比率が高めなので買うにしても別の銘柄がよさそうです。
以上より、エネルギー、たばこ株、Tはしばらく買うのを控えて比率が低めかつ、景気に敏感ではない比較的ディフェンシブ、そして配当利回り4%以上の銘柄を購入する方針としました。
3. 新規・追加銘柄の購入検討
増配年数、配当性向、セクター等々から以下の銘柄をリストアップしました。
ヘルスケア:ABBV、GSK
公共事情:NGG、NFG
一般消費財:LEG
通信:VZ
資本財:MMM
4. 投資実行
今回は資金にも限りがあるのでGSK、NFG、LEGのみ購入しました。この購入でどの程度変わったか提示します。また画像を載せると煩雑になりそうなので今回は注目箇所だけ抜粋します。
・配当利回り:3.91%→3.93%
・エネルギーセクター:26.69%→26.19%
RDS.B 12.61%→12.37%、XOM 9.37%→9.54%
・生活必需品セクター:20.87%→20.48%
MO 9.39%→9.21%、BTI 6.57%→6.44%
誤差みたいな変化ですが少しだけ比率を下げることができました。
まとめ
両学長式の高配当株のメンテナンス方法を実践してみました。利回りが高い、セクター、銘柄に飛びつきがちではありますがリスクとトレードオフでもあるのでバランスよく買い付けたいところです。
不動産については興味のある物件が出ました。積算以下ですし築浅で失敗しても退場するほどの価格帯でもないのでキャッシュフローが出にくいことに目をつむってデビューしようと思っております。現実的に物件を見に行ける7月まで残っていてほしいと願うばかりです。
自粛中も楽しんで資産を積み上げましょう。